プロフィールを書こうとして、ネガティブになってしまうあなたへ
プロフィールを書こうと思っても何を書いていいか分からないことはありませんか。
すごい経歴があるわけじゃない、すごい個性があるわけじゃない、
考え込んでいたら何を書いていいか全くわからなくなって、それでも書くことを探していても「こんなことは誰だってやっている」「こんなことを書いても意味がないんじゃないか」「なんだか自慢してるみたいで恥ずかしい」などとネガティブな気持ちになってしまうことはありませんか。
恥ずかしい恥ずかしいと思ってなんだかありきたりのプロフィールになってしまいますよね。でもそれではもったいないと私は思っています。
目次
1.プロフィールを書こうと思っても、自信がなくなってしまうばかり。
プロフィールって何のために書くんでしょう。
それはあなたのことを分かって欲しいから。
あなたに共感してもらいたいから。
興味を持ってもらいたいから。
だけど、「こんな自分なんて興味持ってもらえないんじゃないか」などと思ってしまうこともありますよね。
そう思ったら、何だか何を書いていいかもわからなくなってしまう。
商品やサービスには自信あるんだけど、でも、でも。
自分のことを、なんて書いたらいいんだろう。
2.控えめなプロフィールじゃ伝わらない。
日本人は自分のことを褒めるのが苦手です。
特に真面目な人は、自分なんてまだまだと思ってしまいがちです。
あなたのことを知っている人は、「まだまだ、なんてとんでもない、真面目で一生懸命でとてもいい人だ」って知ってますけど、初めてプロフィールを見る人はそんなことはわかりません。
「こんなことくらい、誰でもやってるよね」。って思う気持ちもよくわかります。でも、誰が同じことをやっていても、プロフィールではあなたが主役でいいのです。
ちょっと控えめな表現をすることはあなた自身の恥ずかしい気持ちを抑えてくれますけど、そのぶんあなたのプロフィールは少しだけ伝わりにくくなってしまいます。あなたの特徴を書いているはずなのに、その中に「まだまだ」とか「それほどでも」なんてあったら、全体の印象が薄れてしまいますよね。
プロフィールがとっても面白くって、まるでコラムのようで、ついつい読んでしまう。それは理想ですけれども普通の私たちではなかなかそうはいきません。そんな風にしたいけれどもできない・・・と思うからプロフィールって書きにくくなるんですよね。
気負わずに、自分のいいところをストレートに。
それが「あなた」なのではないでしょうか。
自分で自分のことを言い切るのが恥ずかしかったり、難しかったりするときには、「〜〜〜とよく言われます」なんて書いてみるのもテクニックのうちかもしれません。
3.どうしてもネガティブになってしまう時には?
さて、自分のいいところと言っても、「自分の良い所ってなんだろう」って考え込んでしまいませんか。
振り出しに戻っちゃった感じですよね。
実は私がそうなんです。自分のことなんて、ってしょっちゅう思ってしまっちゃうんです。なので実は自分のプロフィールはなかなかうまく書けません。(確認しないでくださいね!)
それでも何とか思いついた言葉を並べても、・・・自分でこれじゃつまんない人間だなーっていつも思ってしまうんです。
思いついたことをいくらそのまま書いても、それがネガティブワードばかりだったら、誰も私のことを知りたいって思わないし、興味を持ってくれませんよね。
そんな時には、ありきたりですが「長所は短所の裏返し」そう思って自分が思いついたネガティブな言葉を裏返してみることがあります。
例えば、引っ込み思案・・・慎重派
じっとしていられない・・・活動的(?)
女らしくない・・・さっぱりしてる(?)
これはかなりありきたりな言い換えなのですが、自分が欠点だと思ってることでも、それをひっくり返せば長所になるんですよね。ご自身で考えたら、もっとご自身に沿った言い換えができるはずです。ぜひ 自分の中を掘り下げて、自分の気に入っているところを見つけてほしいと思います。
4.自分の変化をチャレンジの目的にする。
また、こんなふうにネガティブな自分ばかり見えてくる時に試して欲しいのは、プロフィールに、いっその事自分自身の克服したい箇所を書いてみるということ。
これはちょっと恥ずかしさもあるので上級編かもしれません。ですが、ネガティブな気持ちになるということは、「このままじゃいけない」という自分が自分の中にいるからではないかと思います。克服しようとする気持ちを自分で意識する。そうすることで、もしかしたら次にプロフィールを書き換える時には自分の弱いところの克服ができているかもしれません。
そうしたらまた新しい自分のプロフィールが書き加えられるのではないでしょうか。
プロフィールは一回書いたらそれでおしまいではありません。自分は変わりますし、変えることはできます。変わったら何度でも書き変えていいんです。
もしかしてこんなふうに自分を見つめて、変化しようとする自分自身を書けたとしたら、そしてその克服体験が書けたとしたら、それはものすごいドラマのあるプロフィールだと思います。
そんなドラマのある人に人は興味を抱きます。
初めからサクサクとプロフィールがかけた人よりも、気がつくとうんと面白いプロフィールになってるかもしれません。それはあなた自身がいつの間にかうんと面白い人になっているということではないでしょうか。
5.ダメな自分を好きになれるかもしれないプロフィール
自分と向き合って、自分を発見するきっかけになるのもプロフィールづくりの醍醐味かなと思います。
もちろん一人でやるのが難しかったら、気心の知れたお友達と話し合いながら作るのも良いでしょう。
大事なのは、伝わるプロフィール。
決して立派である必要はないと思います。
そして、人間として 共感が持てるプロフィールを作ることなのではないでしょうか。